【重要】
マイナンバーカードと運転免許証
一体化への対応について

運行管理者の仕事内容や試験について解説!選任方法や届出のポイントも紹介|IT点呼キーパー

運行管理者の仕事内容や試験について解説!
選任方法や届出のポイントも紹介

法改正・規制
  • 運行管理者の仕事内容や試験について解説!選任方法や届出のポイントも紹介 TOP画像
  • 人や物を安全かつ迅速に運ぶプロドライバー。

    彼らの体調や運行スケジュールを管理し、パフォーマンスを引き出す縁の下の力持ちが運行管理者です。


    本記事では運行管理者の業務内容や運行管理者となるために必要な資格などを紹介します。


    選任・届出でつまづきやすいポイントや運行管理者になるメリットがわかります。事業所の核となる運行管理者を目指している人はぜひ参考にしてみてください。

運行管理者とは コラム1画像

運行管理者とは

国土交通省によると、運行管理者とは道路運送法及び貨物自動車運送事業法の2つの法律に基づき、事業用自動車の安全運行を管理するスペシャリストです。貨物軽自動車運送事業者を除く自動車運送事業者は、保有車両数に応じて営業所ごとに運行管理者を選任する必要があります。


この運行管理者として選任されるための要件は、次のとおりです。

  • 自動車運送事業の種別に応じた「運行管理者資格者証」の取得

ここでいう自動車運送事業の種別とは次の6種類で、「旅客」「貨物」の2種類の試験があります。

  • 一般乗合旅客
  • 一般貸切旅客
  • 一般乗用旅客
  • 一般貨物
  • 特定貨物
  • 貨物軽

運行管理者を選任する目的

自動車運送事業者には、安全かつ確実な自動車輸送を遂行する為に、事業者に代わって運行管理業務を行う運行管理者を選任することが義務付けられています。

(道路運送法第23条、貨物自動車運送事業法第18条)


すなわち、運行管理者の選任は「自動車輸送の安全運行の確保と交通事故の防止を図ること」が目的となっています。


運行管理者には、これ以外にも事業者と運転者のパイプ役となって、常に安全で明るい職場環境を築いていく事が求められています。そのため運行管理者の業務は多岐にわたり、事業経営にとって非常に重要なものとなっています。

運行管理者の主な業務内容 コラム2画像

運行管理者の主な業務内容

運行管理者の主な業務内容として以下のものがあります。

  • 労務管理
  • 車両管理
  • 安全管理
  • 運行ルート管理
  • スケジュール管理
  • ドライバーへの指導・監督

順番に詳しく解説します。

労務管理

運行管理者が行う労務管理には人・時間・設備に対する管理があります。

具体的な内容と効果を表にまとめましたのでご覧ください。

左右にスライドすると表を見ることができます

労務管理の種類 具体的な内容 管理がもたらす効果
運転者の管理 点呼の実施
  • 酒気帯びの有無、体調の確認ができる
  • 業務に必要な情報交換ができる
  • 運転者とのコミュニケーションが図れる
労働時間の管理 運転者ごとに拘束時間・勤務時間・運転時間などを把握
  • 長時間労働、過労運転を予防
  • 交通事故・労災事故などから従業員と家族を守る
施設・設備の管理 施設・設備の新設・点検・修理など
  • 働きやすい環境をつくる
  • 社員のモチベーションが上がる

車両管理

運行管理者が行う車両管理には台数・整備・点検の3つがあります。

こちらも表にまとめましたのでご覧ください。

左右にスライドすると表を見ることができます

車両管理の種類 具体的な内容 管理がもたらす効果
自動車の台数管理 所有台数・稼働率
などを確認する
  • 適切な所有台数がわかる
  • 無駄な維持費を削減できる
車両整備の管理
  • 整備管理者などから点検・整備作業の報告を受ける
  • 報告内容に応じて修理や代替車両の手配などの対策を講じ、指示をする
  • 故障・不具合などに速やかに対応できる
  • 事故や運行遅延を防げる
  • 整備費用を削減できる
車検・法定点検の
管理
車両ごとの車検・法定点検の日程を把握する
  • 1日の使用可能車両数がわかる
  • 車両不足による運行遅延・納期遅れなどを防げる

安全管理

安全管理には体調管理や安全に対する意識とスキルの管理があります。

具体例や効果をまとめましたので参考にしてください。

左右にスライドすると表を見ることができます

安全管理の種類 具体的な内容 管理がもたらす効果
運転者の体調管理 点呼で酒気帯びの有無や顔色・動きなどから体調を判断する
  • 体調が万全でない運転者が無理に運転するのを防ぐ
  • 事故防止につながる
運転者の安全意識・スキル管理 定期的な講習・研修を実施する
  • 運転者の安全運転に対する意識を向上・維持
励行作業・禁止作業を周知する
  • 作業の質を向上・統一化できる
事故防止作業(ロープ・シート掛けなど)の指導を行う
  • 人と荷物を守れる
  • 顧客からの信頼が高まる

運行ルート管理

運行ルート管理は運行管理者のスキルが最も問われる業務の1つです。


適切なルート選びは納期遵守による顧客満足度の向上、効率的な配送による運転者の労働時間短縮や負担軽減などさまざまな効果をもたらします。どのルートを選び、運転者に指示するかは毎日の状況に応じて変わります。運行管理者はドライバーからスキルアップして着任する方も多いので、ドライバー時代の経験を活かすとより管理がスムーズに進むでしょう。


例をまとめましたので参考にしてください。

左右にスライドすると表を見ることができます

ルート管理の判断基準 具体な対応例 指示内容
天候 悪天候
  • 早めのスタッドレスタイヤの装着
  • タイヤチェーンの携行
  • 天候が回復するまで待機
時間・場所
  • 通勤・通学時間帯
  • 通行禁止の時間帯がある道路
  • 通学時間帯は通学路を通らない
  • 「ゾーン30」エリアの通行は最小限にする
  • 通る場合は規制速度を厳守させる
車種 大型車に対する規制
  • 大型車通行禁止道路を大型車で運行させない
  • 大型車両通行許可証を取得、運転者に携行させる
不測の事態 事故・道路工事など
  • 迂回ルートを選定、状況に応じて指示する

スケジュール管理

スケジュール管理では納期の設定と運行スケジュールの作成が求められます。


まず、納期は無理のない日程にしなければなりません。効率化を追い求めすぎてギリギリの日程を組むと、運転者が無理な運転をしやすくなります。事故などでかえって納品が遅れる可能性が高まり、顧客満足度や信頼度が下がる原因になります。何より大切な運転者を危険にさらすことになります。


また、運行スケジュールは法令遵守が大原則です。守るべきポイントの例を挙げておきます。

  • 1日の拘束時間
  • 連続運転時間
  • 適度な間隔で一定以上の休憩時間
  • 勤務間インターバル制度を考慮した休息期間

さらに運転者個々のスキルや経験を考慮した調整を行い、疲労が蓄積しないスケジュールの作成に努めなければなりません。

ドライバーへの指導

ドライバーへの指導も運行管理者の大切な業務です。

例えば、点呼や日常点検をルールに従い毎日確実に行っているか定期的に確認し、必要に応じて指導を行います。

単にルールを徹底させるだけでなく、「なぜ点呼や日常点検を毎日やるのか」「やるのとやらないのとでどのような違いが生じるのか」をドライバーに理解してもらえると、面倒だが大事と気づいてもらえてドライバーの行動が変わります。


他にも、定期的な研修は運転者の安全意識を保つために効果的な指導法です。

研修の例として、ドライブレコーダーの記録からヒヤリハット事例をシェアし、対策や心構えなどをドライバー同士で話し合うなど、安全運転を意識するきっかけを継続して与え続けます。


ドライバー同士で話し合って決めたことは管理者から指示されたことより「自分たちで決めたことだから」と行動に移しやすくかつ継続しやすいです。指導ではドライバーの自主的な行動を導くことを意識すると良いでしょう。

運行管理者になるための資格要件 コラム3画像

運行管理者になるための資格要件

運行管理者になるためには、運行管理者資格証の交付を受けている必要があります。

運行管理者資格は、国土交通省が認定する国家資格です。


資格取得にあたっては、次の2つの方法があります。

  • 運行管理者試験に合格する
  • 事業用自動車の安全運行の確保に関する業務について、実務経験その他の要件を備える

(1)運行管理者試験(国家試験)に合格した者

運行管理者試験の受験資格を得るためには、次のいずれかに該当する必要があります。

  • 事業用自動車の運行の管理に関し1年以上の実務経験を有する者
  • 国土交通大臣の認定する基礎講習(独立行政法人事故対策機構NASVAが開催する基礎講習)を修了した者

(2)一定の実務経験及びその他の要件を満たした者(一般貸切旅客自動車運送事業を除く)

要件は以下のとおりです。

  • 運行管理を行おうとする事業と同種類の事業用自動車の運行管理に関し5年以上の実務経験を有し、かつその間に国土交通大臣の認定する運行の管理に関する講習を5回以上※受講した者

※少なくとも1回は基礎講習を含むこと。

※同一年に基礎講習及び一般講習を複数回受験した場合でも1回とみなす。

運行管理者試験(CBT試験)について コラム4画像

運行管理者試験(CBT試験)について

運行管理者になるには「運行管理者資格者証」を取得しなければなりません。取得方法は2つあります。

  • 運行管理者試験に合格する
  • 実務経験など、一定の要件を満たす

ここでは、多くの人の取得ルートになる運行管理者試験について紹介します。

受験資格について

運行管理者試験の受験資格は実務経験がある人、または基礎講習を修了している人とされています。

実務経験者、基礎講習修了者の定義は以下のとおりです。

実務経験者

(引用)自動車運送事業(貨物軽自動車運送事業を除く。)の用に供する事業用自動車又は特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車の運行管理に関し、1年以上の実務の経験を有する方

【出典】:令和6年度第2回運行管理者試験のご案内|公益財団法人運行管理者試験センター(参照2025-02-15)

基礎講習修了者

(引用)国土交通大臣が認定する講習実施機関において、平成7年4月1日以降の試験の種類に応じた基礎講習を修了(修了予定の方は令和7年2月5日までに修了)した方

【出典】:令和6年度第2回運行管理者試験のご案内|公益財団法人運行管理者試験センター(参照2025-02-15)

試験科目について

運行管理者試験には「貨物」と「旅客」の2つがあり、それぞれで出題分野がやや異なります。

表にまとめましたのでまずはご覧ください。

出題分野 出題数
貨物 旅客
1.貨物自動車運送事業法関係 1.道路運送法関係 8
2.道路運送車両法関係 2.道路運送車両法関係 4
3.道路交通法関係 3.道路交通法関係 5
4.労働基準法関係 4.労働基準法関係 6
5.その他運行管理者の業務に関し必要な実務上の知識および能力 5.その他運行管理者の業務に関し必要な実務上の知識および能力 7
合計 30

その他、法改正があった分野に関する出題ルールなどについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。

合格基準について

運行管理者試験の合格基準は貨物・旅客共通で、下記2つの条件の両方を満たす必要があります。

  1. 総得点が満点の60%(30問中18問)以上であること
  2. 出題分野の1.~4.については1問以上、5.については2問以上正解していること

すべての分野において満遍なく理解していることが求められます。

また、1問で複数の問いが出され、正解の組み合わせを求められる問題が頻出していますので、実質的な問題数は30以上あるものとして時間配分などの対策が必要です。

運行管理者の資格を取得するメリット コラム5画像

運行管理者の資格を取得するメリット

運行管理者試験は国土交通省が認定する国家試験です。

ここでは、運行管理者の資格を取得することによる3つのメリットをご紹介します。

(1)運行管理者の資格があれば、給与アップ・昇進が期待できる

運送業では運行管理者の配置が義務付けられているため、運行管理者の有資格者は重宝される傾向にあります。

また、企業によっては昇給・昇進・資格手当の支給など、給与面で優遇されるケースもあります。

(2)運行管理者の資格があれば、就職・転職の選択肢が広がる

運行管理者の有資格者は幅広い業界で重宝される傾向にあります。

企業によっては運行管理者資格の保有が採用条件という場合もあります。

また、貨物トラックの運送会社から、タクシー・バス・ハイヤーなどの旅客業への転職など、他業種への転職にも有利です。

(3)運行管理者の資格があれば、管理者として長く働ける

ドライバーは長時間の運行業務に携わるため、体力的にも精神的にもハードな職種です。

しかし、運行管理者はドライバーが運行業務を安全におこなえるように監督・指導するマネジメント職のため、原則内勤となります。そのため、長期的に働くことが可能です。

また、運送業では運行管理者の配置が義務付けられているため、有資格者は解雇の対象になりづらい傾向にあります。

運行管理者に向いている人の特徴とは? コラム6画像

運行管理者に向いている人の特徴とは?

運行管理者の業務は多岐にわたり、事業所の運転者が多くなるほど業務量は増えます。


こう言われると「自分に務まるだろうか」と不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、運行管理者に向いている人の特徴を2つ紹介します。


紹介する特徴はあくまでも現役の運行管理者に多く見られる傾向に過ぎません。

自分に当てはまらないからといって悲観的になる必要もありません。参考程度に肩の力を抜いてご覧ください。

責任感が強い

責任感が強い人は、運行管理者として結果を出しやすいです。

運行管理者は事故や過労から運転者を守りつつ、顧客の要望に応える責任があるからです。

例えば、法令の範囲内で運転者にとって無理のない運行スケジュールを組みつつ、顧客が望む納期や作業にも対応しなければなりません。


半ばトレードオフの関係にある難易度の高い業務を必ず遂行するという強い責任感を持てる人の方が運行管理者の業務をこなせる可能性が高いです。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高い人は、運行管理者として結果を残せる傾向にあります。人は人によって動く生き物だからです。笑顔が絶えずいつも好印象を与えている人や、普段から相手の要求に対して努力を惜しまない人などは、いざピンチに立たされたとき周りが助けてくれるものです。


運行管理者の業務は自分1人で成し遂げられる仕事ではありません。

「普段助けてくれるアイツが困っているのだから一肌脱いでやるか」と思ってもらえるように、日頃から多くの人とコミュニケーションを取っている人ほど業務がうまく進むでしょう。

運行管理者の選任と届出 コラム7画像

運行管理者の選任と届出

運行管理者の選任と届出にあたっては、以下の点に注意する必要があります。

(1)法令で規定されている人数が選任されているか

運行管理者の人数は、営業所の事業用自動車の車両数で規定されています。


ここでいう「営業所」とは、車両の保管だけのいわゆる車庫などは含まれていないので注意が必要です。

また営業所ごとで複数の運行管理者を選任した場合は、合わせて統括運行管理者も選任しなければなりません。


運行管理者の選任数は、貨物自動車運送事業を例にとれば、以下の様になります。

貨物自動車運送事業の場合(平成2年12月以降)

保有車両29両まで1名、以降30両ごとに1名追加することと定められています。

事業用自動車の車両数
(被けん引車は除く)
運行管理者数
29両まで 1人
30両~ 59両 2人
60両~ 89両 3人
90両~119両 4人
120両~149両 5人
150両~179両 6人
180両~209両 7人
210両~239両 8人

運行管理者の選任数については、運輸規則第47条の9、安全規則第18条・第34条に規定されています。

(2)運行管理者の選任、解任の届け出は速やかに行うこと

運行管理者を選任または解任した場合は、運輸管理部長または運輸支局長に書面(運行・整備管理者選任等届け出書)にて届け出を行います。


運行管理者が新たに追加された場合も届出が必要になるので、覚えておきましょう。

提出期限が定められていますので、注意してください。

  • 貨物自動車運送事業者 ⇒ 遅滞なく(遅くとも1週間以内)
  • 旅客自動車運送事業者 ⇒ 15日以内

(3)運行管理者には講習受講が義務付けられていること

運行管理者選任後も運行管理者には国土交通大臣が認定する講習の受講が義務付けられています。

講習は一般講習と特別講習の2種類があります。

  • 一般講習
    全ての運行管理者が対象。2年に一回受講する必要がある。
  • 特別講習
    事故または法令違反による処分を受けた時に受講する必要がある。
    事故等があった日から1年以内に受講する必要がある。

未受講の場合は、行政処分の対象となりますので、受講スケジュールを作成するなど、管理が必要です。

補助者の選任(運行管理者の負荷軽減策) コラム8画像

補助者の選任(運行管理者の負荷軽減策)

運行管理者の業務量は非常に多く、運行管理者の業務負荷の軽減が運送業界の共通課題となっています。

その解決策の一つとして、運行管理者の指導・監督のもと運行管理者の業務を補助する者として、補助者の選任が認められています。

補助者の要件

運行管理者資格者証を有する者、又は国土交通大臣が認定する基礎講習を修了した者。

補助者の業務内容

補助者は、点呼業務を行うことが可能ですが、法令違反等を確認した場合は、運行管理者の指示を仰ぐ必要があります。

補助者は、あくまでも運行管理者の業務を補助する者であって、運行管理者の代理業務を行える者ではありません。

運用にあたっては、補助者の職務権限等を運用管理規定に記載し、補助者の業務範囲を明確にしておくことが必要です。

運行管理者及び補助者の兼任について コラム9画像

運行管理者及び補助者の兼任について

貨物自動車運送事業での運行管理者と補助者の他業務との兼任についてまとめました。

兼任が可能な場合でも、運行管理業務に支障をきたさない事が前提となっていますので、業務量等を考慮の上、選任する事が重要になります。

兼任の内容 運行
管理者
補助者
ドライバーとの兼任
他営業所の
運行管理者との兼任
不可 -
他営業所との
補助者との兼任
不可
統括運行管理者との兼任 不可 -
整備管理者との兼任
運行管理者の負担軽減には「IT点呼キーパー」がおすすめ コラム10画像

運行管理者の負担軽減には「IT点呼キーパー」がおすすめ

運行管理者は運転者よりも厳しい労働時間の規制下で業務にあたらなければならず、さまざまな方法で負担軽減に務めなければなりません。


そこで運行管理者の負担軽減策としてテレニシの「IT点呼キーパー」をご提案します。

IT点呼キーパーは運行管理者の業務の中で特に工数が多い点呼業務の負担を減らしつつ、点呼の質を向上させます。

IT点呼キーパーを使うと負担が増えずに質が上がる理由

  • 点呼結果が即時クラウドに自動保存されるので改ざんや不正ができない
  • 点呼記録簿の自動出力などの便利な機能で運行管理者の工数削減をサポート
  • すべての営業所で同一の点呼が行えて点呼内容にバラつきが出ない

IT点呼キーパーは国土交通省認定のシステムで、導入した時点で法令に自動的に対応できます。それでいて価格はリーズナブルです。さらにこれまで14日間だった無料デモ体験期間を21日間にパワーアップ。実際に使用し、納得してからシステムを正式に導入できます。


専用フォームからお問い合わせいただくだけで、IT点呼キーパーがまるっとわかる無料カタログをプレゼントしています。詳細はこちらから確認できますのでぜひご覧ください。

まとめ コラム11画像

まとめ

飲酒運転の撲滅や運転者の労働時間への規制への対応などによる業務量の増加で、運行管理者にかかる負担は年々大きくなっています。一方で、以前は50%を超えていた運行管理者試験の合格率は、令和に入ってから軒並み30%台と難易度が上がっています。


念入りな試験対策など人材の育成を続けつつも、管理システムを使った業務効率化などが今後は重要となるでしょう。


【出典】
自動車運送事業の運行管理者になるには|国土交通省(参照2025-02-15)
運行管理制度について|国土交通省(参照2025-02-15)
運行管理者の講習について|石川運輸支局(参照2025-02-15)
貨物自動車運送事業の運行管理に関する基本的考え方|関東運輸局(参照2025-02-15)
届出様式|近畿運輸局(参照2025-02-15)
運行管理者・整備管理者の選任と資格|九州運輸局(参照2025-02-15)
受験概要|公益財団法人運行管理者試験センター(参照2025-02-15)
令和6年度第2回運行管理者試験のご案内|公益財団法人運行管理者試験センター(参照2025-02-15)

前のコラム >

2025年開始予定の業務前自動点呼とは?業務後自動点呼との違いや実施要件について解説

人気のコラム 月間ランキング

  • 1

    正しい点呼で違反を防ごう~運送業における正しい点呼とは~
  • 法改正・規制
    正しい点呼で違反を防ごう~運送業における正しい点呼とは~

    自動車運送業における点呼業務は、貨物自動車運送事業輸送安全規則の第7条で実施が義務付けられています。基本は対面で実施しなければなりませんが、近年はICT技術の高度化によって対面点呼や電話点呼に代わる「遠隔点呼」が実施できるようになりました。法令で義務付けられている一方で、守っていない運送事業者が存在するのも事実です。国土交通省近畿運輸局が令和6年度7月26日に公表した、令和5年度「自動車運送事業者に対する監査と処分結果」の内容分析結果によると、運送事業者の最も多い違反は点呼だと判明しています。そこで今回は、あらためて正しい点呼の方法や点呼に関する違反時の罰則をご紹介します。点呼業務を効率化させるための方法もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

  • 2

    軽貨物における点呼とは?軽貨物運送事業の登録に必要な要件も解説
  • 法改正・規制
    軽貨物における点呼とは?軽貨物運送事業の登録に必要な要件も解説

    新型コロナウイルス感染症の流行後、通販や宅配サービスの利用が急増し、狭い住宅地でも荷物をスムーズに運べる軽貨物運送の需要が高まっています。しかし、軽貨物運送事業を始めるにはさまざまな規定があり、「何から手をつけてよいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、軽貨物運送の基本情報や登録に必要な要件、そして点呼についてわかりやすく解説します。軽貨物車を使った事業を始めたい方はもちろん、すでに事業を営んでいる方もぜひ最後までご覧いただき、顧客の多様なニーズに対応できる事業展開にお役立てください。

  • 3

    遠隔点呼とは?遠隔点呼の申請ルールが令和5年4月から変更
  • 法改正・規制
    遠隔点呼とは?遠隔点呼の申請ルールが令和5年4月から変更

    2022年(令和4年)4月より開始した「遠隔点呼」ですが、2023年(令和5年)3月31日以降ちょっとした変化があったことをご存じでしょうか。これに伴い、遠隔点呼の要件や申請方法が変更されました。そこで本記事では遠隔点呼の定義をおさらいし、2023年4月1日以降の申請方法について解説しますのでトラック事業者の方は参考にしてください。

  • 4

    点呼記録簿とは?点呼を実施するタイミングや記載事項について解説
  • 法改正・規制
    点呼記録簿とは?点呼を実施するタイミングや記載事項について解説

    自社のドライバーだけでなく、他のドライバーや歩行者などの安全確保のために法律で義務付けられている点呼。平成23年5月1日より、運送事業者がドライバーに対して実施することとされている点呼において、ドライバーの酒気帯びの有無を確認する際にアルコール検知器を使用することとなりました。そういった経緯もあり、点呼内容の記録や保管は複雑で、運用に不安を抱えている管理者の方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、事業用自動車(緑ナンバー)運送業者向けに点呼記録簿に関するさまざまな情報をご紹介します。点呼に関する不安がなくなり、管理が楽になるツールもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

  • 5

    遠隔点呼とIT点呼の違いをカンタンまとめ
  • 法改正・規制
    遠隔点呼とIT点呼の違いをカンタンまとめ

    令和4(2022)年4月より、「遠隔点呼実施要領」に基づいた遠隔点呼の申請が開始されています。すでに実施されている「IT点呼」と新たに申請できるようになった「遠隔点呼」には、どのような違いがあるのでしょうか?対面点呼と比べると遠隔点呼とIT点呼は同義に見えることから、どうしても混乱しがちです。本記事では遠隔点呼とIT点呼の違いをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

最新の製品情報や
ウェビナーなど
イベント情報を配信中

X(旧Twitter)ロゴIT点呼キーパーをフォローする